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花粉は春がピークではないのか?
くしゃみが止まらない、鼻がむずむずする、目がかゆい・・・
花粉症に悩む人は今や日本国民の3人に1人と言われています!
花粉の季節といわれると「春」を思い浮かべがちですが、
日本だけでも現在60種類以上の花粉症が報告されており、一年を通して花粉症になる可能性があります。
一年の中でも、花粉症の症状に悩まされる人が多くなるのは、やはり春、そして秋です。
秋の花粉症の原因として多いのは、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどによるもので、夏の終わり頃から10月にかけて目や鼻の症状が出ます。
春のスギ花粉症がある人では、秋の花粉症も発症しやすくなるといわれています。
花粉症対策の原則は「できるだけ花粉を浴びないようにすること」です。
ただ、どんなに気を付けていても来ていた服に花粉が付くことで室内にも持ち込んでしまいますし、窓を開ければ入ってきてしまう可能性があります。
ハウスダストも増える時期が秋!
秋に注意しなければならないのは、花粉だけではありません!
ハウスダストとは、室内にたまるホコリのことで、ダニの死骸やフン、カビなどが含まれています。
夏の暑い時期に繁殖するダニは、秋になると死んでしまいますが、その死骸は小さく非常に軽いので、人の動きや空気の流れによって舞いあがります。このため、秋はダニの死骸やフンが増加・蓄積し、ハウスダストによる鼻炎が増えるのです。
花粉と同様にハウスダストも目に見えるものではありません。
どんなに部屋をきれいに心がけていても、ダニが発生することはゼロにはできません。
目に見えないものを掃除するのは大変なことだと思いませんか?
ハウスダストは喘息やアレルギーの発症を引き起こす要因でもあるので、最初は鼻がむずむずするというような風邪の症状に似ていたとしても、侮らずきちんと対処することが必要です。
家でできる対策 ~空気清浄機の導入~
花粉にしてもハウスダストにしても、目に見えないものにどのように対処するか、
その答えが「空気清浄機」です。
「空気清浄機」は効果の分かりやすいニオイの浄化に対する機能だけではなく、目には見えないものの空気中に含まれているホコリだけでなく、カビ・花粉・ハウスダストなどのアレルギー物質を除去してくれたりもします。
ではどんな空気清浄機があるか次に見てみましょう!
空気清浄機の種類
ここで数ある空気清浄機の中でも、特に有名な3大ブランドをご紹介させていただきますね。
【DAIKIN:ストリーマ】
空調と言えば「DAIKIN」と呼ばれるほど有名ですよね?
独自の「ストリーマ技術」が活用されているのがポイントです!
ストリーマ技術とは、ストリーマ放電により有害物質を酸化分解するDAIKIN独自の空気清浄化技術です。
DAIKIN独自のストリーマ放電は、一般的なプラズマ放電と比べて酸化分解力が1,000倍以上のようです。この強い酸化分解力によって、室内のニオイや菌類・汚染物質などに対して持続的に作用します。
DAIKINの空気清浄機はパワフル吸引力で室内の空気を機械に取り込み、集塵力抜群なフィルタで細かい花粉やホコリなどをキャッチ、ストリーマ放電にて有害物質を分解し、きれいになった空気を吐き出すという仕組みです。
コロナウイルスへの効果も気になるかと思いますので、その際はぜひダイキンのHPで実験データ等の記事を確認してみて下さい!
【Airdog:高性能TPAフィルター】
「世界最強の空気清浄機」、「医療施設や老人ホームで導入」・・・
最近CMでよく見かけるAirbogです。
米国特許技術を用いた世界初のTPAフィルターを搭載することで、
ウイルスの6分の1サイズ/0.0146μmの微細粒子までキャッチし、空気中から除去することが出来るそうです。
ちなみに、花粉は30μm、細菌は5μm、PM2.5は2.5μm、ウィルスは0.1μmなので、ほぼ全ての有害物質をキャッチしてくれそうですね!
また、AirdogのTPAフィルターは目詰まりがほとんど起きません。
国内に流通している空気清浄機のほとんどはHEPAフィルターを採用していますが、使用によりチリやホコリが溜まる→目詰まりが起きる→清浄力が落ちるという劣化を辿っていきます。
一方で、このTPAフィルターは吸着方法そのものが違います!
HEPAフィルターは目の細かさを利用して汚染物質をろ過させるのに対し、
TPAフィルターはフィルターで電磁場を生成し、そこを通る汚染物質にプラスイオンを帯電させ磁石のようにフィルターに吸着させ汚染物質を清浄します。
その結果、目詰まりをおこすことなく、長く性能を維持したまま使用ができるのです。
【SHARP:プラズマクラスター】
前述の2つのメーカーが製造する空気清浄機とは、仕組みが異なります。
簡単に言えば、彼らは空気清浄機内に室内の空気を取り込み、フィルターを通してきれいにするという仕組みです。
一方でSHARPの空気清浄機は、+(プラス)と-(マイナス)のイオンを作り機械から放出、室内の空気中に浮遊するウイルスやカビ菌にそのイオンがくっつき、作用を抑制するという仕組みです。
①空気清浄機からイオンを放出
↓
②菌やウイルスに対し、表面の細胞膜のタンパク質を切断して分解・除去し、その作用を抑制
↓
③水になって空気中に戻る
(SHARP HP引用)
また、プラズマクラスターは「+」と「ー」両方の静電気を除去できるので、花粉や微小な粒子が壁などへ付着することも抑制します。
筆者イチ押し!空気清浄機のおすすめ商品
ダイキン ストリーマ加湿空気清浄機 MCK70Y
スタイリッシュで家具とも調和するおしゃれなデザインが目を引きます!
筆者はカラーはブラウンのものを使用しております。安っぽさもなく、落ち着いた室内に統一できます。そして、細長いタワー型なのも場所を取らず、完璧です。
一年中使用するものだからこそ、いつでも室内に置いてあって違和感のない、そして常に満足できる見た目であって欲しいですよね。
本体内には下から順に、ファン→集じんフィルター→脱臭フィルター→加湿フィルターが搭載されており、本体下部3箇所(両サイドと前側)から吸い込まれた室内の空気が、集じんフィルターと脱臭フィルターを通過して汚れやニオイを除去します。そして、キレイになった空気が加湿フィルターを通過する際に水分を含み、本体上部から部屋に放出されます。
使用中の音も全然気ならない程度です。
Airdog 高性能空気清浄機 X5s
全国10,000カ所を超える医療機関や教育施設で使用されているという実績もあり、お値段に見合う性能と安心感は抜群です。
PM2.5レベルの汚れ度合いを数値・色で表示する機能も搭載しているので、室内の空気状態をひと目で把握できますよ!
さらに静音設計にもこだわっているため、勉強中や睡眠中でも音が気になりにくいのもうれしいポイントです。
SHARP 加湿空気清浄機 プラズマクラスター KI-PX100
まずは、前述の2台と比較するとお安いですよね!
花粉やウィルスなど目に見えないものはあまり気にしていない・・・だけど健康のために空気清浄機は必要だと思っている・・・
という方には一番手に取りやすい商品ではないでしょうか。
デメリットとしては、空気を取り込む方ではなく、イオン排出方式なので、そのイオンとウイルスと巡りあいのは偶然ということです。つまり、高濃度製品でないと全てのウィルスを除去するのは難しく、効き目が弱いという事になります。
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